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2012年8月 2日 (木)

『ダークナイト ライジング』(原題: The Dark Knight Rises)

『ダークナイト ライジング』(原題: The Dark Knight Rises) 感想

●ふぅっと胸を撫で下ろす。そんな爽やかを感じた映画です。

前作のダークナイトでは、まさに史上最凶のジョーカーと対決し、観た人に多くの感情を与えることに成功していましたが、今作は完結編ということもあり疑問を投げかけるのではなく、一つの答えを提示しています。
その答えをどう受け止めるかは観た人によって千差万別でしょうが、僕はいまの時代とマッチしていると感じました。

●象徴的シーンがちらほら

人の心に切り込んでいくダークナイト3部作ですが、今回も人の心について多く描かれています。
勇気、疑念、信念、恐怖、悔恨、怨念。。。これらすべてが人の心にあるものであり、弱さといわれたり、強さといわれたりする様々な現象ですが、それを見事に描いていると思います。
さらには近年のアメリカの状態。そして、アジア圏の動きを比喩していると感じました。
僕らは「ダークナイト」の精神を持ちながらも、「ダークナイト」のような影のヒーローではなく、彼らが夢を見た「ハービー・デント」のような太陽を目指すべきだと思います。
苦汁を飲んでもなお、正義を成す姿勢に僕は共感しました。

●エンターテイメントとしても楽しめる

これまでの作品で出てきた様々な「マシン」が一同に介し、さらには「新マシン」も登場して画面狭しと戦いを繰り広げます。
ネタバレになるので控えますが、やはり共闘シーンは熱いですね!

●時間が長いので、休日にオススメ

165分と映画としては時間が長いので、お休みの日にゆっくりと観ることをお勧めします。
できれば、家族や友人、恋人と一緒に観て、映画の内容を語ってみてください。
特に映画と同じ状況になったとき、自分は「誰」のように行動するかを話し合うと面白いと思いますよ。


次はアベンジャーズを観る予定です!
その前に仮面ライダーじゃ!

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「ダークナイト・ライジング」★★★★☆ クリスチャン・ベイル、アン・ハサウェイ、 トム・ハーディ、マリオン・コティアール、 マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、 モーガン・フリーマン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット出演 クリストファー・ノーラン監督、 165分、2012年7月28日公開 2012,アメリカ,ワーナー・ブラザース (原題/原作:THE DARK KNIGHT RISES ) <リンク:[続きを読む]

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